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高幡不動(東京都日野市)で子どもたちを育んで、45年

今週のつくしんぼ 2017年4月と5月report

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2017年5月22日の週 運動会を行いました

運動会

 土曜日、つくしんぼ保育園の運動会を行いました。

 これまで、つくしんぼ保育園の運動会は10月でしたが、今年度は、新クラスがスタートしてすぐの5月に行いました。子ども達がとまどうことなく参加できるかどうか心配もありましたが、その心配はまったくの杞憂に終わりました。

 堂々と競技に参加する子どもたちの様子をご覧ください。


運動会 運動会 運動会

 親子競技でも各クラスが趣向を凝らし、ふれあいの場をたくさん設けることができました。

 新たな試みでしたが、保護者の皆さまや地域の方々からたくさんのご協力とご支援をいただき、無事に終えることができました。本当にありがとうございました。子どもたちと一体となり、とても楽しい運動会を行えたこと、職員一同とても嬉しく感じています。子どもたちの表情にも、皆で一緒に活動できた喜びがあふれているようでした。


2017年5月15日の週 そらまめのさやとりに挑戦

そらまめ

 今週は、さくら組(3歳児)で、そらまめのさやとりを行いました。

 初めは硬くてなかなかできない子どももいましたが、コツをつかんでからはあっという間で、たくさんあったさやに入ったそらまめも全部、ふわふわベッドの中から出ていました。

 さやから豆が出てくると、「出てきた!」「緑のにおいがするね」「中がふわふわしている!」と興味津々。みんなで一心不乱に取り組んでいました。


そらまめ

 一生懸命むいたそらまめは、おやつに出てきました。シンプルに塩茹でです。「さっきむいたお豆!」「食べる前にまたむくの?」「おいしい!」と言って笑顔で食べる子どももいれば、「にがい…」と、そらまめ特有の味に戸惑っている子どももいました。

 初夏のにおい、感触、味を体験する活動となりました。


2017年5月8日の週 保護者向け応急救護訓練を行いました

救護訓練

 4月27日、つくしんぼ保育園の玄関に一台の消防車が停まりました。この日はつぼみ組(0歳児)の保護者向け「応急救護訓練」の日でした。訓練は、東京消防庁高幡出張所の消防隊員の皆さんや社会福祉協議会の皆さんにご協力いただきました。また、中央大学「チーム防災」の学生さんも3名参加してくれました。


救護訓練

 応急救護訓練はまず、「乳児の心肺蘇生」「乳児の気道内異物除去」の方法を中心に消防隊員の方が見本を見せてくださいました。その後、保護者の皆さんが、保育園にある赤ちゃん人形を使って実地訓練をしました。訓練の後は、「AEDが近くにある場合は取りにいった方がいいのですか?」など、保護者の方から質問がいくつも出ていました。

 つくしんぼ保育園の職員は、年に数回、園内の重大事故予防や対策のため、外部講師による研修を受けています。今回の「応急救護訓練」は、0歳児の保護者を対象としたものでした。「家庭でもしこのような状況になったら、こうすればいいんだ」と考える、ひとつのきっかけとしていただけたらありがたいと思います。  



2017年5月1日の週 連休中につき、更新はお休みです



2017年4月24日の週 幼児クラスは新しいことがたくさん!

年少組

 4月から幼児クラスの仲間入りをしたさくら組(年少、3歳児)の子どもたち。体操着や上履きの着用や、コップ、歯ブラシ、ループタオル等の身のまわりの支度を自分で行うなど、園生活の活動が変わりました。

 慣れないうちは次に何をするのかわからず動けなかったり、「手伝ってください」という声があちこちから聞こえたりしていました。最近になって、衣服の前後や上履きの左右が間違っていても、まず自分でやってみる習慣が身についてきたようです。子どもたちがこれまでずっと憧れて見てきたお兄さんやお姉さんと同じ体操着は、体よりまだまだ大きいですが、みんなとても似合っています。


年少組

 年少クラスになると、マジックペンやクレヨンが個人のものとなります。この日はマジックペンを初めて使いました。「ふた(キャップ)を取ったら、ペンのおしりにカチッと音が鳴るまでとめてね」「赤はどれかな?」と色の確認をしながら、「1本ずつ、使い終わったら元に戻すんだよ」と、自分のものだという嬉しい気持ちを抱きながら保育者の話を聞いていました。

 そして、さっそく皆で丸い画用紙に、オレンジ色で「グルグル」と描いてみることに。丸を二重三重に描く子、同じ箇所を穴が開きそうになるまでグルグルと描く子など、これだけでも個性が見えます。

 「この絵は何に見える?」と、ここで担任からクイズが出ました。ヒントは「つるつるした食べ物」です。「ラーメン!」と多くの子どもたちが答えましたが、不正解。「スパ…スパ…」とさらにヒントを出すと、「スパゲッティだ!」「○○ちゃん、大好き!」「食べたことある!」と大盛り上がり。「スパゲッティには何が入ってるかな?」と聞くと、「ウィンナーとピーマン」「ブロッコリーもあったよ」「トマトがいっぱい」と思いだしながら、マジックペンで描き足しておいしそうな絵が完成しました。


年少組

 筆圧に関係なく、力強さが出るマジックペンを使い、色も鮮明でカラフルな作品になりました。


2017年4月17日の週 こいのぼりを揚げています

こいのぼり

 今週は、園庭にこいのぼりを揚げました。

 毎日、揚げ降ろしするのは、年長児の当番係の子ども2名です。

 近くで見て触るこいのぼりはとっても大きく、ロープにくくる間、「砂につかないようにしないと!」と一生懸命抱えている子どもたち。こいのぼりをロープにつけると、今度は「よいしょ! おもいよ〜」と苦戦しながらロープを引っ張り高く揚げます。

 さすが、年長児。「一番上は、吹き流し」「つぎは、おとうさんだよね!」「赤いのは、お母さん?」「まごい、ひごいって言うんだよ」と教えてもらったことを思い出し、会話も弾みます。下から見上げると、青い空に届きそうなほど高く、気持ちよさそうに泳いでいる、こいのぼり。子どもたちのますますの成長を願い、見守ってくれているようです。


苗植え、種まき

 もう一枚は、食育活動の様子です。この日は園庭の畑に、ナス、トマト、きゅうり、とうもろこし、ピーマン、里芋の苗と種を植えました。園庭へ出る前から「はやくお野菜植えたい!」とやる気満々の子どもたち。一人ひとつ苗を手に取り、種類によって葉の形が違うことに気がついたり、匂いを嗅いでみたり…、興味津々で観察していました。

 掘った穴に苗や種をそっと置き、丁寧に土をかぶせます。「やさしくね」「土のお布団だね」と言いながら、はやくも野菜に愛着が湧いている様子。この日から、年長児の当番活動に毎日、野菜の水やりの仕事が加わります。

 年長児ならではの忙しさも、子どもたちにとっては「ぼくたち、わたしたちだからできるんだ!」というやる気と自信に繋がっているようです。


2017年4月10日の週 卒園児が制服姿で来園してくれました

卒園児の来園

 今年も、小学校を卒業して近隣の中学校へ入学した卒園児が制服姿を見せに来てくれました。

 園庭の固定遊具に乗ってみたり、「ここにプールがなかった?」と思い出話をしてみたり。給食室に置いてある金色の大きなやかんに入った麦茶を見て、「このやかんにはお世話になったな〜」としみじみ…。園庭遊びでたくさん汗をかいて、麦茶を勢いよく飲んだ時のことを思い出したのでしょうか、体は大きくなっても、小さかった時の記憶は味と共にしっかり覚えているようでした。

 サイズがまだ少し大きめの新しい学生服を着た卒園児に成長を感じつつ、以前と変わらない一面も見ることができました。地域でずっと保育を続けている幸せを、こんな時にも感じます。


畑

 一方、園庭の畑では、去年度に4歳児が植えたホウレンソウが大きくなりました。晴れた日が続くと土が乾いてしまいます。「たいへん! 水がない!」「もっとたくさん水をあげなくちゃ!」と子どもたちが気づき、一生懸命ジョウロで水をあげました。

 一時は育ち方が心配だったホウレンソウですが、4月になり暖かい日差しと十分な水でぐんと大きく育ちました。5歳児クラスに進級した子どもたちと「こんなに大きくなったんだね」と違いに驚きながら収穫をし、その日のうちに給食でいただきました。


畑

 畑のカブとダイコンも、子どもたちは尻もちをつきながらがんばって収穫しました。春の訪れとともに畑の様子もにぎやかになってきました。今年も畑の活動を通して、子どもたちと土に密着した体験、そして驚きや発見をしていきたいと思います。


2017年4月3日の週 慣らし保育の様子です

慣らし保育

 29年度のつくしんぼ保育園が始まりました。

 今年度からの新しい試みとして、0歳児と1歳児クラスの慣らし保育は、3日めまで新入園児と保護者の方が一緒に保育室に入り、お子さんたちに新しい環境や職員に慣れてもらえるような体制としました。写真は慣らし保育の一日めの様子です。

 つぼみ組の一日めというと、例年であれば泣き声でとてもにぎやかなのです。けれどもこの日は、お父さんやお母さんに抱かれ、安心して保育園のおもちゃで遊ぶ新入園児さんたちの姿を見ることができました。

 午前おやつが終わった後には、全員のお父さんお母さんにお子さんの紹介と「名づけの由来」を発表していただきました。


慣らし保育

 もう一枚の写真は、つくしんぼ保育園の園庭で見つけた「つくしんぼ」の写真です。ちょうど目につきやすい場所に1本、他の植物に隠れた部分に大きめと小さめのものがそれぞれ1本ずつ生えているのを職員が見つけました。

 今までもひっそりとどこかに顔を出していたのでしょうか。私たちが見つけたのは初めてです。今年見つけた嬉しい春の知らせに、喜びを感じる一幕でした。


 

社会福祉法人 つくしんぼ保育園

園長:久野順子
〒191-0041
東京都日野市南平5-8-2

TEL 042-591-6153

メール info@tsukushinbohoikuen.com